文末に修飾句が来る構文
My son always goes to kindergarten happy and full of energy.
[幸せで元気いっぱいな私の息子はいつも幼稚園に通っている]
文末の「happy and full of energy.」は形容詞句で、主語について説明している。
決して動詞を修飾している副詞ではない。
まあいわば補語として機能しているとも言えます。
My son always goes to kindergarten.
これだけなら単純な第1文型「SV」なのですが、ここの主語の説明、すなわち補語を加えているのが冒頭の文です。
いわば第1文型と第2文型の合わせ技みたいな感じでしょうか。
この場合「goes to kindergarten」という行動をとるとき、主語は「happy and full of energy」の状態になっているという意味になります。
他にも同じように文末に補語的な修飾句が置かれる文章の例として。
She entered the room nervous and uncertain about what to expect.
[彼女は緊張し、何が起こるかわからない状態で部屋に入った]
このように接続詞などを使わずして、直接文末に主語の状態説明としての修飾句を置くことができます。
「SV」の文が表す事象と「SVC」の文が表す事象が同時並行的に、あるいは連続的に起きていることを意味しているわけです。
これはある意味、分詞構文に近いと言えるでしょう。
After the match, the team walked off the field exhausted and disappointed with their performance.
[試合後、チームは疲れ果てて、自分たちのパフォーマンスに失望してフィールドを去った]
The students returned from the field trip excited and eager to share their experiences with their classmates.
[生徒たちは遠足から戻り、興奮してクラスメートと自分の経験を共有することを楽しみにしていた]