How about next Tuesday?
予定や日取りについて話し合っているときに、こんなことを言ったりします。
日本語でいうと「来週の火曜日はどうでしょう」。
「How about」構文は中学生で習う初歩的なものですが、この構文に疑問を感じたことはないでしょうか。
だって、動詞がないんですよ。
まあでも疑問を感じたことが無い人がいてもおかしくはない。
なぜなら日本語の場合も同様に、動詞がないんですもの。
英文も日本文も要素が一致しているんですよね。
How(どう)、about(について)、next Tuesday(来週の火曜)?
なので意味が分かるといえば分かるんです。
ただ、文法好きの私としてはほっとけない。
構文として慣用的にそういう意味になっているから、と言われても、それでは片付けられない人間だっているんです、この世には。
How about next Tuesday?
もし動詞が入るなら「How」の直後でしょう。
この場合、来週の火曜日についての相手の考えや意見を「どんなもんですかいな」と尋ねているので、
How is your thoughts about next Tuesday?
[来週の火曜日について、あなたの考えはどうですか]
これが全文といえるでしょうか。
もしくはもっとシンプルに、「about next Tuesday」だけを名詞句の主語として
How is about next Tuesday?
でもいいかもしれません。
一般的には
How do you feel about next Tuesday?
と同じ意味だと言われています。
しかし、これだと「about」のあとに「you」が来たときに、少しおかしくなります。
I prefer reading novels to watching movies. How do you feel about you?
[私は映画を見るよりも小説を読むほうが好きです。あなたはあなたについてどう思いますか]
あなたはあなたについてどう思いますか、ってのも、わからなくはないですが、少し変な質問です。
それをいうなら
How do you feel about movies or novels?
の方がまだしっくりきます。
なので、「about」のあとが「you」のときは
This is about me. How is about you?
[これは私に関してのことです、あなたに関してはどうですか]
くらいに考えた方が、個人的にはわかりやすいような気がします。